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手持ちのカメラをドナドナして、XF56ミリF1.2APDを中古で手に入れました。どんなレンズというかといえば、レンズの途中に中心から円周外に向かってグラデーションのフィルターを入れて、ボケの輪郭を柔らかくする効果を狙ったレンズです。このグラデフィルターがメッチャエクスペンシブなのです。
非APDのXF56ミリF1.2は持ってないので、このAPDフィルター(アポダイゼーションフィルター)の効果がどれほどのものかというのは、はっきりとは分かりませんが、このレンズのボケの輪郭はなかなかいいカンジかな・・?とりあえず最近お気に入りのアクロスでカメラのJPEG画像です。絞りF1.2です
ちなみに、RAWデータをPROVIAで現像したもの
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このレンズ、開放がもう少し柔らかいのかな・・?と思っていたんですが、ウワサどおり絞り開放から聞きしに勝るシャープさですね。ここらあたりの容赦のなさは、現代レンズのふんいきですね。
ちなみにF5.6で撮ったもの
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相当カッチリとした写りですが、前ボケはなかなか柔らかい。
全部とりあえず、中間リングをつけて撮りました。このレンズ像面位相差AFが効かなくてコントラストAFのみなんで、かなりもっさりとしたAFです。MFでじっくり撮りたいところですね。
どのみち箱がないので、水の中には持って入れませんが、しばらく遊んでみましょうね。

ところで、アポダイゼーションフィルターの効果ということでいうと、多分100ミリぐらいの方が効果がわかりやすいとは思うのですが、56ミリという焦点距離・・なかなか微妙で、オモロソな気がします。
このレンズ14年12月発売なんで、随分と遅いインプレッションですね〜。
大元の50ミリF1.2が14年の2月なんですが、フジのレンズは15年以降の発売のレンズとそれ以前のレンズでは、使い勝手が随分違うというのが僕の認識なんですが・・。その点、もっさりとした動きのレンズです。