2019年05月
放散虫は、最小クラスの動物プランクトンですが、太古の時代より地球上に存在し、多くの沈殿物が、石油やチャート(火打ち石)などの元となる生物です。人間の文明は彼らのおかげといっても過言ではないと思います。多くが珪酸質もしくは硫酸ストロンチウムの骨格を持っていますが、生きている姿は、なかなか水槽での飼育が困難なため、フィールドで観察する以外今のところは無いようです。
とりあえずこれは群体の写真ですが、等倍で撮って、さらに拡大してみると群体の中にさらに小さな群体の部屋があるように見えます。今までここまで大きく撮ったことがないので分かりませんでしたが・・、ちょっとビックリです。

これは、表面に付いているウミノミのようなものと中に潜り込んでいるように見えるウミノミか何かが写っていますが、これは放散虫をウミノミのようなものが食べているのか・・?はたまた放散虫がウミノミのようなものを吸収しようとしているのか・・?

とりあえずこれは群体の写真ですが、等倍で撮って、さらに拡大してみると群体の中にさらに小さな群体の部屋があるように見えます。今までここまで大きく撮ったことがないので分かりませんでしたが・・、ちょっとビックリです。

これは、表面に付いているウミノミのようなものと中に潜り込んでいるように見えるウミノミか何かが写っていますが、これは放散虫をウミノミのようなものが食べているのか・・?はたまた放散虫がウミノミのようなものを吸収しようとしているのか・・?

これは、表面になにかよくわからん生物(一応目らしきものある)が付いていますが、放散虫のなかになには食べたものの残りかすのようなものも写っています。ひょっとしてこうした何かしらの生き物を表面で捉えて群体の中にいれて食べているのかもしれません。ますます、謎は深まりますが・・、なんだか楽しいウキウキタイムです。な〜んもいなくても放散虫が浮かんでいればそれで充分です。大きく撮るとまた楽しです。もう少し大きく撮りたいと思いますが・・、こんどは深度の問題と、カメラのフレームに納める難易度がさらにアップするんで。とりあえずはしばらくこんなカンジでスキルアップをしていこうと思います。内地ではそろそろウキウキの季節も終了し、次は9月頃に・・、また、いろいろと考えて次を狙っていこうと思っています。
写真は、α7RⅢ+FE90ミリF2.8で撮りました。
写真は、α7RⅢ+FE90ミリF2.8で撮りました。
タルマワシの仲間はウミノミ属です。ウミノミの仲間は複眼が綺麗なんですが、タルマワシの仲間の複眼は透明であんまりはっきりと写らないのですが、何かのライティングの都合で光ってるカットがありました。たぶん、何かの集光性もあって、ストロボかライトの角度でこんな風に光ったやと思います。しかし、真っ暗な闇のなかでも、ものが見える構造なんやろうと思います。人間の目とは違い海の生き物は紫を感じる色素体があるという話も聞きます。この目で、幼体の様子や周りの敵の様子。餌の泳ぎをなどを認識してるんやろうなぁと思うと、ちょっとわくわくします
写真は、α7RⅢ+FE90ミリF2.8マクロ。等倍撮影。横位置を半分に縦トリミングしました。
写真は、α7RⅢ+FE90ミリF2.8マクロ。等倍撮影。横位置を半分に縦トリミングしました。
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