南米予選の最終戦、ディエゴ曰く「命がけ」の試合、ウルグアイ戦。試合前、アルゼンチンは勝てば文句なくWCUPへ、引き分けてもエクアドルがチリに5点差以上で勝たない限りWCUPへという状況でした。ですから、アルゼンチンは最低引き分けならOKということです。アルゼンチンvsウルグアイは、12時間の時差があるので15日午前7時5分(日本時間)に始まりました。こんな時、日本人的に考えると引き分けでもOKなのですが、勝ちに行かないと負けるかも知れないという感じになるのですが、アルゼンチーナは、やっぱりリアリストです。0点で抑えれば負けないのです。攻めはするのですが、どちらかというと点を取られないことを念頭に置いて攻撃しているというか、勝たなければいけない相手をじらすように試合を勧めるのです。こんな時、あの松木君なら「引き分けなんて考えていたら負けます」とかいうのだろうと思いますが、終始、負けない試合を進め、0-0の局面を長く続けていればその内相手がじれてミスをするかも知れないという戦い方なのです。イグアインもメッシも辛抱強く無理にゴールを狙わない攻撃をするのです。案の定、後半40分頃ウルグアイのDF、カセレスが手を使って相手の足を払い2枚目のイエローで退場。(カセレスは去年までバルサの控えのDFでしたが、なかなか試合には出られませんでした。この辺の軽率さがネックだったのかもしれませんね)そのFKをメッシが意表をついてペナルティエリアの外のベロンにパス。ベロンのシュートは何人かの選手にあたり替わったばかりのアルゼンチンの5番ボラッティがゴールを決め1-0。これで、WCUP行きを事実上決めました。前節にペルー戦が劇的だったのに比べると渋い試合でしたが、アルゼンチーナのリアリストぶりが際だつ試合でした。しかし、本大会は今のままだと。「ヒジョーニ、キビシイッ!」のかも・・?
写真は5Dマーク2+EEF100mm F2.8Lマクロ IS USMで撮りました。
EF100mm F2.8Lマクロ IS USMですが、色のりはいい感じです。発色も素直で、ボケもそこそこです。5Dマーク2で使った感じでは、カメラと組みあわせてもそれほどずっしりこず、バランスもいいのでぶれにくい気がします。マーク3との組合せは、ちょっと重いかも・・・?ただ、5Dマーク2で使う分には、手振れ補正を別にするとタムロン90ミリマクロとの顕著な差は、見つけにくいかも?光が充分に回った条件だとタムロン90ミリマクロも素直な発色と綺麗なボケでEF100mm F2.8Lマクロ IS USMに負けてないと思います。マーク3だとEF100mm F2.8Lマクロ IS USMのほうが、発色、シャドウ潰れ等々、若干いいかなという気がしました。まだ、ツアイスとは比べていないので、その内、対決してみたいですね。
写真は、彼岸花。1/2000、F2.8、5Dマーク2で撮りました。
ところで、15日早朝は、アルゼンチンはディエゴは「命がけで戦え」という、運命のウルグアイ戦です。
マクロの手振れ補正には、ほんまに効果があるのかは疑問です。というのも、マクロ域のブレは、角度ブレにプラス前後、上下のシフトブレが微妙に加わり、でもって拡大しているので相対的にブレの速度も速くなります。ニコンのVRの時もそれほど効果があるとは感じられなかったのですが、このEF100mm F2.8Lマクロ IS USMでも、どれほど効果があるのか、いまのところよく分かりません。中遠景の時は、ファインダーも見ていてもISの効果がよく分かるのですが、近接の時にいまいちその恩恵がよく分かりません。が、使って見るとぼんやりとですが効果はありそうです。この写真は1/30、F5、ISO200ですが、等倍にするとややブレが残っていますが、100ミリでだいたい1/2倍の倍率で手持ちで1/30でこれならそれなりにISの効果があるようです。(シャッターボタンを半押しにしないとISは動かないので、ゆっくりとシャッターボタンを押さないとあまり効果があらわれません。)水中の微妙な揺れには効くかも・・?