2008年06月

やったぁ〜スペイン

Sdim0032 好チームの呼び声が高かったスペインが、ヨーロッパのチャンピオンに輝きました。トーレスは、最後にすごいゴールを決め、いよいよ伝説のストライカーの仲間入りです。セスクも、このチームにフィットしてきました。セルヒオ・ラモスも大人になり、軽率なプレーが影を潜め、変わりに、献身的な動きが光りました。シャビ、イニエスタのバルサコンビもなかなかよかったし、マルコス・セナも効いていました。ボール回しも、動きの質もドイツを圧倒。1-0の僅差の試合とは思えないほど、スペインが圧倒的に強かったように思いました。やっぱ、ゲルマン魂などと、精神性に重きを置いたような論調がありますが、今回のバランスのとれたスペインチームは、やっぱ、テクニック、コンビネーション、粘り強さ、しつこさ、全てにおいて、勝っていました。勝てなくても、勝ち抜いたイタリア戦。上り調子のロシアを一蹴した、強さ。などなど、あげれば、キリがありませんが、すごいチームになりました。

決勝はスペインvsドイツ

_j5g4595 スペインは、ロシアを一蹴し、3-0で決勝進出。ドイツと戦うことになりました。試合は、ビジャの怪我でセスクが入り、トーレスのワントップになってから、スペインのパスがつながりだし、シャビ、グイサ、そしてシルバのゴールで快勝でした。ここまで、頑張ってきたロシアは、スペインには分が悪いのか、結局アルシャービンも何もできず終わってしまいました。が、ロシアは、トルコと共にこの大会を盛り上げました。さぁ、残すところあと一試合。スペインとドイツ、対照的な両チーム。いったいどんな試合になるのでしょうか・・・?いわば、牛若丸対弁慶みたいなこの試合。面白い試合になりそうです。 写真は、モンツキベラの幼魚。キレイなところにいてくれました。N.コンタックスゾナーEOS改100/2.8+マーク3で撮りました。

スペインは残った

_j5g4801 今朝のスペインは、いつになく慎重でした。イタリアは、サイドからのクロスでトーニの頭を狙う攻撃しかなく、トップと最終ラインの間が開いて、カウンターにも迫力がなかったですが、それも中盤の底からボールを左右に散らすピルロを欠いていては、いたしかたありません。そんなイタリアに対して、スペインは、今までの数々の失敗(特にこのチームにとって06年のWCの対フランス戦のビエラの一発にスルーパスに敗れたことなど)が教訓となっていたのかもしれません。しっかりとした、入りで、序盤を制し、イタリアを守備一辺倒に押し込み、それでも、調子こいて、守備がおろそかになることもなく、慎重に試合をすすめました。イタリアの勝機は、90分で一本トーニにいいボールが入ることに賭け、守りに守ります。ペナルティエリアには4〜5人が入り、いわゆる伝統のカテナチオですが、そのスペースのないところでも、スペインの技は切れていましたが、最後の一本が決まりませんでした。延長に入り、スペインやや優勢でしたが、イタリアは、人数を懸け、守りに守り結局は0-0で、PK戦に突入となりました。しかし、勝負のアヤは、延長後半にあったような気がします。それは、流れの中でももに相手の膝が入った、ディ・ナターレが、倒れましたが、笛は鳴らず、ゲームは続きました。その時、ディ・ナターレはピッチの外へ倒れたのですが、ゲームが続いているのをみて、ピッチの中に戻り、倒れ続けたのです。結局それで、レフリーボールにスペインの攻撃は中断。その、アンフェアな行為に、スペインサポーターの怒りが爆発。その後、ディ・ナターレがボールを持つたびにブーイングの嵐となりました。その後、PK戦でイタリアの4人目がディ・ナターレでしたが、ブーイングにちょっとビビッたのかボールを置くときに目が泳いでいました。で、結果は、スペインのGK、カシージャスに止められ、イタリアは万事を休したのでした。 これで、次は、初戦に続きロシア戦です。しかし、今度のロシアは初戦のロシアとは別のチームです。相当面白い試合になりそうです。 写真はTS90+マーク3で撮りました。

今日もびっくり

_j5g2082 あの絶好調のオランダがロシア相手に90分で同点にするのがやっと。延長に入り足が止まり、2点を決められて負けちゃいました。ロシアは、初戦のスペイン戦の時は、この先どうなるのやらといった感じだったのが、一線ごとに、よくなって、ついに優勝候補筆頭のオランダを撃破してしまいました。この試合、とにかく、オランダの攻撃をかいくぐりながら、ロシアはずーと攻め続けました。延長に入ってもやっぱりよく走り、攻め続けました。そして、遂に延長後半、オランダの足が止まった時に、一点をリードし、それでもやっぱり攻め続け、エース、アルシャービンがとどめの1点を決め。勝ち上がりました。それにしても、ヒディングの作るチームは、フィジカルで負けないチームなんですね。走り負けなかった「韓国代表」。不細工やけど高さ勝負で日本を粉砕した「オーストラリア代表」。そして、やっぱり走り勝った「ロシア代表」。小さな選手と技術の高い選手も大きな人も、ほんまにみんなよく走りました。ヒディングマジックと皆はいいますが、マジックでもなんでもなくて、論理的にチームの特徴を活かしながらフィジカルを鍛えるというシンプルさが、サプライズを引き起こすんですね。 ところで、ここまで、ベスト4進出のチームは全てグループリーグを辛うじて2位通過したチームでした。明日は、スペインvsイタリア。ジンクスは生きるのでしょうか・・・? 写真は、シグマ15/2.8+マーク3で撮りました。

ありえない粘り

Sdim0095_02 トルコはグループリーグ突破を決めたチェコ戦の残り15分で2点差をひっくり返した試合もそうでしたが、この決勝ラウンドのクロアチア戦。延長後半119分にクロアチアに先制され、誰もがこれで決まりと思ったのですが、延長後半ロスタイムにセミヒの同点ゴール!アンビリーバルな同点ゴールでした。で、PK戦の末、トルコがベスト4に進出決定です。それにしても、最後まで何があるかわからないとはよく言われますが、それは、やっぱり、絶対にあきらめない心があってこそのことだと思うのです。普通、クロアチアのゴールの後は、あきらめがでると思うのですが、最後の1秒まであきらめない心が産んだゴールだったと思います。それにしても、ビックリです。さぁ、これで次はドイツ。失うものはなにもないトルコが、どう戦うのか、なかなか興味深いです。 写真はDP-1で撮りました。モデルはタラちゃん
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