2006年02月
タムロンマクロフォトコンテストというのがあって、今回2回目でした。11月の15日が締め切りでしたが、このコンテストのことを知ったのが11月になってから、で、レンズメーなんでタムロンのレンズしかアカンノかと思ったら、どこのレンズでもマクロと名がついていればOKということで、これは、ええなぁと思って出しました。タイトルは「口いっぱいの命」とつけました。この写真、このジョー君めちゃくちゃ愛想のいい子で、最短まで近づいても平気だったんで、ここまで寄れました。APS-CタイプのCMOSやからよけいにアップでした。
今日、その入賞結果発表がタムロンのホームページでされました。で、運良く金賞がいただけました。ラッキー!
入賞した写真を見ると意外に沢山水中で撮った写真も入賞しています。DWやMDのフォトコンとは違い審査員がダイバーではないので、入賞した写真もちょっと毛色が違います。多分、今年も続けてやると思うので、次も挑戦してみると面白いかも知れません。
10D+100ミリで撮りました。このジョー君、このタマゴ、すぐに穴の中において出てきます。で、ちょっと脅かすとまたくわえて出てきました。そんなことをしても平気な珍しい子でした。僕としてはこの次の週にもう少し目鼻はっきりしてきたタマゴをくわえているところを撮りたかったのですが、台風が来てその願いは叶いませんでした。
話は変わりますが、選者のコメントとして、「グロテスクな顔」と書かれてあったのは、ちょっとショック・・・?
水中写真は、れっきとしたネイチャー写真です。で、本来なら生物にストレスを与えないように、できるだけ優しくしなきゃアカンのですが、そこは、カメラマンのサガが・・・、このハナイカさんのようにスミを吐かせるくらいストレスを与えちゃうこともあります。ある意味貴重な生態写真ですが、撮られるハナイカさんは必死です。でかいカメラに追いかけられ、フラフラになっちゃいます。と、ふと我にかえったカメラマンは、自責の念に駆られます。こんな写真取れなくてもいい、今後は、そっとそっと彼らの暮らしを見るだけで、幸せなんやと・・・、そういいきかせているのです。
まま、いろいろ行き過ぎもありますが、反省するから人間なんやと慰めています。(すぐに忘れるからあかんけどね)
15ミリ+1Dmk2で撮りました。
今年の冬は、真剣に寒いです。12月からほんまに寒いです。で、こんな冬、まさか潜っとらんやろねぇ。とみんなに聞かれます。で、「いえいえ、今日もこれkらいくんですよ」などというと、皆さん決まって大口を開けて「ええっ~」という反応が返ってきます。
でも、こんな寒い冬だから、今は誰もいない海で、静かに生き物を見ることができるんです。人が少ないから、好きな場所で好きなだけ遊んでいられます。でも、寒いのでそんなに長く潜れないので、みんなに迷惑かけることもあんまりないで、一石二鳥です。でも、今年の串本は、水温が高いです。まだまだ18度~17度もあります。(本当はこれが当たり前だったのかも知れません。去年が低すぎた)
24ミリ+1Dmk2で撮りました。ドームポートを付けて、水中では、ニコノス28ミリぐらいの画角です。最短も18センチまで寄れるレンズなので、ガラスハゼはドームポートのすぐ前にいます。で、逃げて逃げて、・・・?なかなか大変でした。