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最後に残っていた韓国も10人のベルギーにも0-1で負け、これでアジアは3分9敗、全チームがグループリーグ最下位で終わりました。アジア予選はダントツで抜けた日本ですが、アジアでは強者としての戦いですが、世界ではアウトサイダーとしての戦いを強いられるということでしょうね。今回も史上最強ともてはやされましたが、結局は提灯メディアの太鼓持ち記事だったわけです。ザッケローニも、試合中に4バックから3バックへ変幻自在に変わるチームを目指していたようですが、結局は上手くいかなかった3バックを諦め、引き出しの少ないメンバー構成で本戦に臨むしかなく、アメリカのテストマッチで早々に得点を決められ、先制点を恐れるあまりやや腰の引けた戦いになっちゃったんでしょうね。しかし、コートジボワールには千載一遇の先制点でリードしたにもかかわらず、臨機応変に戦いができず逆転をゆるし、ギリシャ戦では高い相手に同じような質のクロスをあげては跳ね返されるというワンパターンさ、コロンビア戦は、前半メンツを落としてきた相手に対し何とか食らいつきましたが、勝ち味が遅く同点止まり、後半、H・ロドリゲスの投入に対応できず、失点を繰り返し、完敗。自分たちのやりたいようにノビノビとはサッカーが出来ないということを肝に銘じたことだと思います。戦いようによっては、もう少し何とかなったのかもしれませんが、まぁ、こんなもんなんだというところに立って物を見るしかないのだと思います。選手も監督に言われてからではなく、相手の出方に臨機応変に対処できる懐の大きさを身につけて欲しいです。ファン的には、決定力のあるセンターフォワードと屈強なセンターバックが欲しいところですが、4年後にはそんな選手が出てくるのでしょうか・・?
選手の皆さんやスタッフの皆さんは本当にご苦労様でした。今後もサッカー人生は続きます。それぞれの場所で精進してください。
写真は、SD1Merrill+シグマ10ミリF2.8で撮りました。ちょっとトリミングしました。