R0010590_2 先週の土曜日は、第16回串本フォトコンの表彰式でした。今回の表彰式は、中村氏、赤木氏、鍵井氏の3名の審査員のキャラなのか、とても華やいだ表彰式になりました。まぁ、もう少し、威厳があってもいいかもとも思いますが、まま、年に一度のイベントなんで、楽しい方がいいでしょう。去年とは審査員が変わったこともあって、選ばれた写真もすこし、雰囲気が変わりました。今年から、応募の方法が、銀塩からデジタルへの移行期は終わったという判断か、すべてが、プリントでの応募になったことも、選ばれる写真が変わった原因かもしれません。(僕的には、プリントで応募するのは、当たり前というか、表現者として考えたら、最終形態ではないポジで応募するなんて、ありえませんが)で、皆さん、プリントの壁に大なり小なりぶつかったようです。曰く「上手く色が出ない」と・・・、そこで、僕なりのプリントのキモをしばらく、書いてみようかと思います。 第一回は、まず、最初は、モニターで見える色は100%完全にプリント出来るという幻想を捨てることです。何故かというと、モニターの色は透過光で、プリントの色は反射光で、やっぱり見え方が違うので、どうしようもありません。一般的にいって、モニターで見える色の良くて90%、悪ければ70%ぐらいしかでないといわれています。ですから、ハナから、モニターどおりにプリントすることは無理だということです。(では、どうするか、一番いいのは、プリンターが出せる色どおりにモニターを調節することなのですが、それは、ちょっとなかなか大変なことで、まず、一般人がするのは無理だと思われます。)で、とりあえず、いつも同じような色に見えるような環境でモニターを使うこと。(つまり、モニター以外の光、窓の外の光とか、天井の蛍光灯などなどの影響を最小限にすることです。だいたいいつも同じ時間に作業するとか)幸い、最近の主流の液晶モニターは、経年劣化が少ないので、CRTのようにキャリブレーションに気をつけないととんでもないことになりにくく、まぁ、だいたいはOKなので、その点は、楽になりました。とりあえず、モニターの色空間を決めます。だいたいは「sRGB」に合わせます。(もし、AdobeRGB対応のモニターなら「AdobeRGB」にします。で、お金があったら、キャリブレーションソフトなどで、いつも同じ色であると思われるように調整しておくと安心です。)で、最後に、フォトショップについているAdobeGammaなどを使って、モニターのガンマを調整します。(わからなかったら、ネットでAdobeGammaの調整方法を検索してみてください。僕は、MACのことならよく分かりますが、Windowsは、ちょっと苦手なんで・・・)まず、ここまでが初めの一歩です。基本は、出来るだけいつも同じ色で見るということです。(完全にいつも同じ色というのは無理だと思いますが・・、) 今回のキモは、ガンマという数字です。1.5とか1.8とか2.2という数字です。基本的には、なかなか難しいので簡単には、説明できないのですが、要は、モニターに画像を表示するときの明るさの基準です。同じ画像データをガンマが1.8のモニター(Mac)で見る色の濃さと2.2のモニター(Windows)で見る色の濃さは、2.2のモニターのほうが色が濃く見えます。でも、データは同じなのです。(このサイトの説明がわかりやすかったのでリンクしておきます。http://www.denjuku.gr.jp/hayakawa/gamma.html)どちらのガンマを選ぶにせよ自分のモニターのガンマをいつも同じに調整して、表示される色の濃さを一定にしておくことが大切なのです。 写真は、串本倶楽部で、GX100で撮りました。