Roshutukei 写真のキモは、ある意味露出です。水中で撮るとき、ニコノスの3型の頃は、セコニックの水中露出計というのがありました。今でも現役でがんばっている機種もありますが、僕の奴は最近ご臨終となりました。ある意味水中は、陸上ほど輝度差がないのである程度はカンでも大丈夫やし、だいいちストロボ使うので、露出計なんてカメラについているので充分じゃんと思う人ばっかりだと思いますが、意外にその水深でハイライトとシャドウと中間の輝度差をはかってどこに合わせるかが、上がりには結構大切なんです。そこで、今回お守りに水中露出計を新調しました。中身はミノルタのスポットメーターです。画角1度で露出をはかることができ何カ所かをメモリーし、アベレージを算出したり。シャドウやハイライトをはかってそこが出る限界の露出を計算してくれるというなかなかの優れものなのですが、今では陸上の需要も無くなりミノルタのカメラ事業撤退もあって、残念ながら廃盤となった露出計です。僕は、もう25年くらいのお付き合いです。まま、デジタルの世になって、とりあえず、モニターで見えるので、こんな露出計やフラッシュメーターなんていらないとは思いますが、さてさて、どうなんでしょうか。水中の青が出る限界の露出など、わかるといいよねぇ。まま、今後の活躍に期待です。