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お盆は、11日から柏島へ行ってきました。今年も多くのダイバーがやってきて、陸も水中もなかなかにぎやかでした。そんな柏島ですが、竜ではみじん君のお子様が滅茶苦茶いて、ケイソンから沖に4メートルくらいのところに9匹、その沖にも4匹、ほかの場所にも何個体かいるそうです。水深は約6メートル、何時間粘ってもOKなのがうれしいです。で、今回の超大興奮は、4日目の朝に訪れました。朝一、勤崎を目指して行ったのですが、無念にもボートが着いていて、断念。沖の根にポイントを変更しました。この時はまだ、「やっぱ、ハイシーズンはなかなか難しいね・・・?」とちょっと落胆していました。(まぁ、これで、4回目くらいの惨敗です)で、水中に入ってみると底はちょっと深めにトサカが林立し、幽玄の世界のような不思議な景観でした。と、そのとき、チリチリと呼ぶ鈴の音が鳴り響きます。おっとりと近づくとそこにいるのは、ぬぁんとニセボロカサゴ・・・?ん下顎にヒベンがないでぇ、ひょっとしてこれはあの幻の・・・、チラとガイドさんの水中ノートをみるとやっぱり「ナミダカサゴ」と書かれています。一説によると伊豆ではもう50年も観察されたことがないという、あの幻の「ナミダカサゴ」が今、眼前にいるのです。もう、思いっきり声を上げ、撮っている人お構いなしに突進です。しかし、水深30メートル、安全に潜るには、時間がぁ・・・、で、無理を言って2本目も同じポイントで、「ナミダカサゴ」三昧!合計約40分大興奮のダイビングでした。しかし、一緒に潜った人にはちょっと迷惑かけたかもしれません。ボートにあがってからも騒ぎまくり、しかし、一般の人は、この「ナミダカサゴ」がどれくらい珍なのか、いまいちピンとこないらしく、僕の騒ぎぶりにそんなすごいの・・?という反応でした。(アカグツとかならわかりやすいのですけどね)まま、ちょっと大人げなかったと反省していますが、ほんまナミダチョチョギレもんの一日でした。
あまりしつこかったんで、ナミダ君にも怒られちゃいました。