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全国ニュースとしては、どれほど伝わっているかはしりませんが、この地方では、ちょっとビックリの美濃加茂市長の受託収賄容疑の2審裁判の判決が昨日ありました。一審の「無罪判決」を棄却して「有罪」ということになりました。もちろん僕は、くわしい事や裁判の内容を隅々まで知っているわけではありませんが、この事件は、告発した会社社長は渡した、しかし、市長は受け取っていない、といっているだけで、なんの物的証拠も無い事件らしいです。そして、渡したといった会社社長は、別件で金融詐欺の事件で、逮捕、その取調中に美濃加茂市長に贈賄したと証言したらしいです。
一審では、基本どっちの主張が正しいのかを裁判で吟味した結果、会社社長の証言は信ずるに値しないということで、「無罪」になりましたが、2審では、新しい証拠も無しに会社社長と警察官の尋問だけで、会社社長の証言は信ずるたるということで「有罪」ということになったようです。
なんだか、新聞報道を読む限りは「納得しがたい」判決のように感じています。
実際他の裁判でも、起訴され裁判になった刑事事件の99.9%は有罪に、否認していても99.5%が有罪になってしまうという我が国の裁判事情も関係しているようにも思えます。
写真は、X-Pro2+XF56ミリF1.2APDで撮りました。

裁判の傍聴など、詳しい取材をされている神保さんのユーチューブリンクです。

「★美濃加茂市長に逆転有罪から考える。捜査の在り方」2016.11.28
https://www.youtube.com/watch?v=WGBXUeB_Jdc

【美濃加茂市長収賄事件】郷原信郎氏:何の証拠もない事件でも無罪を勝ち取るのは容易ではなかった
https://www.youtube.com/watch?v=INpXQrFGXa0&t=20s

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