2018年03月

西に巨大生物、東に極小生物、北に抱卵があっても、

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なかなか、出掛けられない今日この頃ですが、仕事が一息ついたんで、近所で珍しい小型サンショウオの仲間、カスミサンショウオの生態を観察に行ってきました。普段は山で暮らし産卵になると、水辺に降りてきて産卵をします。メスはなかなか、見つからないのですが、オスは産卵後もしばらく水の中にいます。いい案配で枯れ葉の下から顔を出してくれました。多分、若めの個体だと思われます。
写真は、α7R+EF35ミリF2.8マクロ+×1.4テレコンで撮りました。

サルパもなかなか興味深い

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海を漂うサルパですが・・、以外に遊泳力があって、ナイトで見ると身体膨らませたり閉じたりしてジェット水流でガシガシ泳いでいます。主に藻類などを食べるらしいですが、この子たちが多くなると深海からいろいろな幼魚が上がってきたりします。この写真は、多分、無性生殖で連鎖個体を排出中かな・・・?で、この連鎖個体が有性生殖して体内で卵が成長し単独個体を作って体外へでもって、無性生殖で連鎖個体を排出・・と無性生殖も有性生殖もするという、なかなかな戦略性を持っています。で、成長も早いらしいです。ググってみたら、1時間で10%以上成長するなどという記載もあったんで、なかなか侮れない生態ですね。で、もって、中には幼魚やタコが隠れていたりするんで、ウキウキの時は要チェックですね〜。
写真は、α7RⅡ+50ミリF2.8で撮りました。

まさか、海を漂いながら

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ダイビングを始めた頃は、まさか、こんなものを撮るようになるとは・・・と思いますが、放散虫や有孔虫の仲間は、地味ですが実にいろいろなカタチがあって楽しいです。特に放散虫は、カタチがキレイなので、実際にプカプカしながら見つけないとその美しさ、造形美を堪能することはできません。しかし、いかんせん小さい、2ミリなんて、肉眼ではボンヤリと色やカタチぐらいしかわからないのも楽しいです。で、勢い写真判定ということになります。こんなものを撮ってキャッキャといえるのも、デジタルカメラで撮るようになったからだからかな・・?
この子たちはガラス骨格あるので、溶けずに海底に降り積もり、その層がチャートや石油の元になったと思うと、海の不思議が、より神秘的に感じます。
写真は、α7RⅡ+50ミリF2.8で撮りました。
60〜70分ほどプカプカしていると、いとおかしの世界ですね。

イルカと泳ぐのは楽しい

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今回の小笠原でうれしかったのは、ハシナガイルカと長い間泳げたことかな・・・?ハンドウさんより小型のイルカで、大きな群れを作るイルカですが、船の舳先を泳ぐのはダイスキなんですが、人が入ると一目散に潜ってどっかへ行ってしまいます。そんな子たちが、今回は約40分ぐらい僕たちのまわりでグルグルと泳いでくれました。僕たちに一切興味を示さず、自分たちで遊んでる感じでしたが・・。人に興味を持って遊んでくれるハンドウさん達とはまた違った魅力です。
写真はα7RⅡ+EF8-15ミリで撮りました

ダークサイドなツノウミノミ

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ウミノミの仲間は、取り付いたヤツを喰らい尽くす、ダークなヤツですが・・そんなウミノミの仲間で最強ポイのがツノウミノミな気がします。ウミノミ嵐の時のナイトは当たるツノウミノミがメッチャ痛いですが、ナイトでは超高速なんで、撮るのが難しいヤツです。こいつは、シラスウオ科シラスウオ属(世界最小の脊椎動物らしい)に食らいついています。クラゲだけでは無くてサカナも食べるんですね。
ググって見たら、人にも食いつくことがあるらしいので・・、お〜怖・・ですね。
ダークサイドな複眼が怖いツノウミノミでした。
写真は、α7RⅡ+50ミリF2.8で撮りました。ところで、この喰らいつかれているシラスウオ科シラスウオ属の仲間のサカナ、2センチぐらいで、多分世界最小の脊椎動物らしくて、36日で成魚になるらしいです。僕は、今回の小笠原で初めて認識したサカナですが・・ほんま、知らなくて不思議で楽しい世界ですね
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