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小笠原では、諸般の事情でSD1merrillさんがマクロ担当になりましたが、ファインダーはヤマがはっきりしていて思ったよりストレスがありませんでしたが、ややかったるいレスポンスとプレフラッシュのタイムラグがちょい気になりました。レスポンスは、電源オフから立ちあがりがマーク3などに比べるとややもっさりしているのと内臓ストロボのチャージに若干時間がかかり、シャッターを切るタイミングが微妙にずれ、気持ちを萎えさせます。プレフラッシュのタイムラグは、一度測光のためストロボを軽く光らせてから本発光をするので、オサカナさんによっては、最初のプレ発光に反応して上手くフレームの中に入らなかったり、サカナのカタチが微妙に変だったりします。プレフラッシュは、イノンのS-TTLが効くので近接の撮影はラクチンではありますが、SD1merrillさんの場合1メートルくらい離れるとアンダーになりやすくその時はマニュアル発光のほうが上手くいきます。(S-TTL→マニュアルの切替はめんどくさいんです)SD1merrillさんは、電池の持ちもイマイチなので、シンクロ仕様に改造しようかなとも思っています。
写真は、SD1Merrill+シグマ70ミリF2.8で撮りました。写真の子は、コノハウミウシといって、着底せずに一生を浮遊生活で終えるという変わったウミウシです。なんか尻尾のようなカタチがあるので、最初は何かの幼魚かな・・?と思ったりしました。しかし、そんな浮遊生活で、よく相手と出会えるんですね。