_1050157 あまりに凄まじい地震と津波の被害やいつ収束するか判らない福島原発の事故等のテレビやネットでニュースを見るにつれて、どんどんと無力感に襲われるというか、当事者でもないのに脱力感に襲われています。これではいけないということで、たまったフィルムの現像を思い立ち、昨日はとりあえず足りない薬品を仕入れに名古屋へ行きました。途中電車の中でオープンしたてのJR東海の鉄道博物館「リニア・鉄道館」に行くことにし、行ってきました。基本は新旧の新幹線や古い鉄道車両の展示と大きなジオラマとリニアと在来線の運転シミュレーターが売りの施設です。14日オープンだったので初の三連休で多くの鉄道ファンや家族連れがやってきていたので、45分待ちで入場することができました。個人的には若い頃にあった新幹線の食堂車が懐かしかったですね。当時は、特急にはたいがい食堂車があって、旅に彩りを添えていましたが、いまでもあると嬉しいですよね。もう一つは、学生の頃よく乗ったクハ111型の電車。垂直の椅子がとても懐かしく、こういう列車の方が旅の情感が出るように思うのはトシなんでしょうね。 写真は、パナソニックG1+20ミリF1.4で撮りました ところで、福島原発ですが、いったい最終的にどういう形で収束するかという方針は決まったのでしょうか・・?東電の副社長は廃炉にするかまだ判らないと言ったそうなので、そんなビジョンはまるで無いような気がしています。使用済みの燃料棒の燃料被覆管も壊れたものがあると思うので、ただでさえ扱いが難しい物を、さらにおいそれとは運ぶことが無理なような気がします。これ以上の放射性物質の飛散を食い止めるための方策はあるのでしょうか・・?