_mg_9122 バイテンを始めるにあたって、モノクロに再び挑戦する予定なのですが、いろいろと道具を揃えなくてはいけません。ホントは昔あったのですが・・・・、(それ以上は言うまい。)シートフィルムの現像は、いろいろとあるわけですが、皿現像、ハンガーで現像、タンクで現像と大きく分けて、3種類です。まぁ、フィルム現像はある意味、現ムラとの戦いでもあるわけです。攪拌のやり方で現ムラの出方が変わってくるし、他にも攪拌の回数で、粒子やコントラストが変わったりします。あと、フィルムがビッグなので、薬品を大量に使うということです。薬品の量でいうと皿現像>ハンガーで現像(タンクの大きさによりますが)>タンクで現像ということで、タンクで現像するのが現像液の量は一番少ないです。が、しかし、液量の少なさで、液温の管理が難しいです。皿現像は簡単にとっかかれますが、一枚ずつしかできないし(慣れれば何枚か一緒にできますが、現ムラは覚悟しないといけません)。で、結局、いろいろ考えて、シートフィルムハンガーで、一度に6枚ほど現像できるタンクをアクリルで作りました。(現像液は一度に4.5ℓほどいります。)この方法は、全暗室がいることですが、幸い家には、昔使っていた半畳ほどの暗室があるのでその点は問題なしです。この方法は、パンクロ光で、濃度をチェックできるので、ちょっとだけ安心です。ちょっと今滅茶苦茶忙しいので、なかなかとっかかれませんが、とりあえず準備は着々と・・・、(ところが、一番の問題は棒状の液温計が、なかなか手に入りません。ビッグカメラやヨドバシの通販では売っているのですが、ほんまこれだから地方はとぼやきが出てしまいます。) そんなこんなで、準備は着々ですが、一体、バイテンで何をどう撮るのか、それが一番問題なのかも・・・? 写真は、シートフィルムハンガー