_j5g0173 太地のイルカ漁をテーマにしたアメリカ人のドキュメンタリストが撮った映画がもとで、オーストラリアのブルーム市の議会が太地と姉妹都市関係を停止すると市議会で議決したらしいでう。まぁ「イルカを殺して食べるなんて許されへん」ということらしいです。イルカ漁自体は、禁止されているわけではないので、日本各地でも頭数を制限して捕獲しています。昔、九州の追い込み漁で浜がイルカの血で染まった映像が世界に配信され、物議を醸したことなどもあり、できるだけ目立たないようにやっているのだと思います。何処でも、追い込んだイルカは、年齢が若くて元気な子は水族館へ送られ、残ったイルカは、解体され肉にされます。太地では、2年ほど前にイルカの肉がクジラと偽り学校給食にながれ、その肉に水銀が規定の10倍以上も残留していて問題になり、学校給食からは姿を消すことになりました。(イルカとクジラは基本同じ鯨類だし、大きさの違いでイルカとクジラに別けていいるだけなので、イルカの肉をクジラといってもそれほど問題では無いと思いますが)僕は、専門家ではないので、イルカをはじめ、マグロや金目鯛などに含まれている基準値以上の水銀もどれほど危険なものかはわかりませんが、水銀汚染と聞くとやっぱり水俣病を思い出し、恐いと思ってしまます。が、前に聞いた話では成人が食べる分には問題なく、妊婦や幼児には影響があるかもしれないといった程度のものらしいです。まぁ、学校給食はアカンと思いますが・・・? 僕は、映画を見ていないので、何とも言えないのですが、なんか、とってもめんどくさいことをするなぁ。ということです。欧米のイルカ漁に対しての感じ方は、どんなものかわかるし。イルカ漁などに関わる人など日本側の考え方わかるし、そのふたつは、絶対に交わらないし、融和することなどあり得ないので、できれば、そっとしておくのが一番なのですが、反捕鯨などの、海洋野生生物愛護家には、どうしてもやりたいので、やってしまったということだと思います。朝日コムにニュースがありました。 僕は、水族館でするイルカショーなどできればやらない方がいいと思っているし、野生のイルカとふれあえる御蔵島などの取り組みはすばらしいと思っています。調査捕鯨にしても疑問がいっぱいです。が、やっぱり、この映画を作った人たちの確信犯的な悪意(彼らにとっては、知らなければいけないことを暴く勇気)には、ヘキヘキしてしまいます。 写真は、グラスにいた、カミソリウオのように見えますが、ホソフーライ?かもしれないペア。ミツギ君によると、尾びれと尾びれの付け根の特徴がカミソリウオではなくホソフーライだということです。日本の図鑑では、あまりよくわからないのですが、去年のフォトコンで頂いた生態賞の副賞のぶ厚い英語の図鑑では、その特徴で別の学名になっていました。Nコンタックスゾナー100ミリEOS改+マーク3で撮りました。