_igp0059 が、ギョロちゃん1号です。ドームポートの径は32ミリ、市販の一番小さな、ネクサスのポートが100ミリほどなので、その小ささが、ギョロちゃんのキモになるわけです。この32ミリのドームポートが見つからなかったら、ギョロちゃん1号は、完成しなかったのです。その口径の小ささのおかげで、ぐ〜んと近づくと、ちっさなものが大きく写り、マクロレンズとは比べもようもない被写界深度があり、近づければ、そこそこの解像度を得られるのです。魚露目8号のチープな外観からはとても想像のできないのですが、初めて、一眼レフの前に魚露目8号をつけたヒトは、ほんまにたいしたものだと頭が下がります。 もともと、魚眼レンズは、球面収差をそのまま残したレンズなので、それほど難しい設計をしなくても簡単にできるのですが、長〜いフランジバックをもつ、一眼レフの場合どうしても前玉が大きくならざるを得ないので口径を小さくするのは、とっても難しいのです。フィッシュアイでは無いですが、今はもう無くなってしまった、コンタックGシステムの16ミリとコンタックRTSシステムの15ミリを比べると、一眼レフの広角がどうしても前玉が大きくならざるを得ないのがわかると思います。で、もし、マクロフォーサーズの規格合わせた、前玉の小さなフィッシュアイをどっか作ってくれないかなぁ、できれば、ちょっと鏡胴の長めで・・・。まぁそんなことは、あり得ないと思いますが、できたら面白いと思うけどなぁ・・・? 写真は、ちょっとちいさめのゼブラガニ。ギョロちゃん1号セットで撮りました。