Tikyu

ってゆうか、危ないのは、人間の方で、生き物の住みにくい地球環境になっちゃうってことですもんね。
ところで、昨日のニュースでホンダF1のカラーリングが衛星から撮った地球の写真で塗られ、企業ロゴはレギュレーションで決まっているHのマークとBのマークだけということらしいです。この考えに賛同した企業からのスポンサードも受け、WEBでビット単位の大きさらしいのですが、この考えに賛同する個人のチャリティスポンサーも募るらしいです。ある意味、環境問題とは対極のレースカーにこんなことしちゃうのはクールでしょ。ってことなんでしょうか?そして、アカデミーショーの授賞式にスター達が乗り付ける車にハイブリッドや水素エンジンの車を元ソ連の元首コルバチョフ氏の会社がレンタルしたといううニュースもありました。デカプリオ氏などが、プリウスなんかでやってきたらしいです。
21世紀に入り約10年ほどたちましたが、今世紀の課題は、やっぱ、環境問題というか人口問題なんですね。ヒマラヤの氷河が2030年頃にはなくなり、その頃には、アジアの珊瑚礁は約80パーセントが死滅し、農業用水や飲料水の深刻な不足が懸念されるという予測がでたり、(2030年といえば、あと20年しかありません)キリバスからは多くの人が移住を計画しているらしいとか、ここのところにきて、環境の激変は、まぁ、なんとかなるやろ。というレベルを超えてしまったように思います。だから、こんなホンダのF1カーのようなマーケティングが成立する時代になったんですね。でも、「地球があぶない!」っていうメッセージってどことなく自分の外の話というか、ものすごくシリアスな問題なのに、何となく脳天気に感じてしまうのは、ボクだけなんでしょうか。
僕は、ハイブリットカーで環境に配慮してまっせ、とか、私はレジ袋をつかわないように買い物かごもって買い物に行きますよ。とか、そういう、できることからやろうよという姿勢は悪くはないと思うのですが、でも、やっぱり、「いまここにある危機」から目をそらせるだけのような気がします。だからといって、これが正解という答えがあるわけではないのですが・・・。だって、コンビニエンスな今の暮らしを捨てる勇気はさらさら無いワケですから。でも、いつか晴天の霹靂のような立ちゆかない時がやってきてしまうのじゃないか・・?そんな不安が日に日に大きくなっていくような気がします。(人類は、科学の進歩で、すべての厄災から解放される日がやってくるという、そんな夢は、金輪際、見ることもできない時代なんだろうと思います。)地球があぶない!では、なくて、わたしたちがあぶない!のです。